マンション管理組合の運営支援Q&A(よくある質問)

6.マンションの長寿命化のための大規模修繕や耐震・省エネ改修について教えてください。
Q6-1.マンションの長寿命化の重要性について教えてください。
マンションの老朽化を放置すると、建物の劣化が進み、資産価値も大きく低下してしまいます。これを防ぐには、適切な時期に共用部分の維持修繕や耐震改修等を実施し、マンションの「長寿命化」を図っていくことが極めて重要です。
しかしながら、そうした必要性を理解していても、修繕積立金の残高不足や、修繕・改修の進め方の知識不足から、適切な修繕時期を逃してしまう場合も少なくありません。そうなってしまうと建物の劣化が一層加速し、取り返しがつかない状態に陥りかねません。
とはいえ、修繕積立金残高が不足し、担保物件も有していないような場合でも、住宅金融支援機構及び沖縄振興開発金融公庫の「マンション共用部分リフォーム融資」を利用することで、資金不足を乗り越え、大規模修繕を実施できた例が数多くあります。
(公財)マンション管理センターでは、管理組合が無担保でこの「マンション共用部分リフォーム融資」を受けられるようにする「債務保証事業」や、修繕・改修の進め方に関する無料の電話相談、長期修繕計画作成・修繕積立金算出サービス等により、マンションの長寿命化(修繕・改修)に関するさまざまな支援を総合的に実施しています。
マンションの長寿命化(修繕・改修)の進め方などの疑問については、何はともあれ、まずは、当センターのマンション管理相談窓口にお気軽にご相談ください。
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